荒川静香選手から

初戦突破

 今日は、午前中、バドミントンの新人戦の学校対抗戦を見てきました。

 初戦のT高戦。シード校のわが校は30分くらいで勝負が決まるかと思ったら、1時間10分間試合が続き、なんとか勝利を決めました。原因は、相手高の選手が大きな声を出して、シャトルにくらいついていたこととわが校が勝ちを意識しすぎて、ミスをしてしまい、元気がなくなってしまったことだと思います。選手たちは、大きなプレッシャーを感じていたのだと思います。

 午後、荒川静香選手がテレビに出て、トリノオリンピックを振り返っていました。

 トリノ・オリンピックの時、荒川選手は飛行機の胴体着陸を経験したそうです。その恐怖の体験があったから、生きててトリノオリンピックのリンクに立ててよかったと思い、試合結果にはこだわらなくなったそうです。そして、気持ちが楽になり、楽しくスケートができたそうです。

 わが校の部員のみなさんも病気やけがや厳しい練習を乗り越え、ここまで来たと思います。結果にこだわらず、今コートに立てる喜びを感じながら試合をすれば、きっといつものいいプレーが出せると思います。

 また、荒川選手は、自分だけの気持ちだったら、オリンピックの前に引退していたそうです。みんなの気持ちがトリノオリンピック出場を決意させたそうです。

 オリンピック本番は、『一人じゃない。みんながついていてくれる。』と思いながら、感謝しながら演技していたそうです。

 バドミントン部のみなさんも、チームメイトや先生や家族やOBがついています。一人ではなく、みんなで戦っているので、ぜひ元気にがんばってもらいたいと思います。