シサイ・コンサート

実行委員長あいさつ


 シサイのコンサートに行ってきました。

 シサイはエクアドルネイティブアメリカンだけで結成されたグループで、エクアドル民族音楽を中心に、南米各国のラテン音楽を演奏するグループです。

 今日は、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、ベネズエラ、日本の音楽を楽しむことができました。日本の『涙そうそう』以外はすべて乗りのいい音楽で、ずっと手拍子をしっぱなしでした。

 物悲しいメロディーも軽快なリズムで演奏する彼らの音楽は、どんな時にも前向きに生きていこうとするアンデスの国々の国民性を伝えてくれたような気がしました。

 日本人と同じモンゴロイドの血が流れるシサイのメンバーが伝える音楽の心はとてもよく伝わってきました。そして、自ら命を断ってしまう人が多い日本の人々には、こんな元気の出る音楽や彼らの生き方から得るものはたくさんあると思います。

 コンサートはずっと盛り上がり、手が痛くなりましたが、最後の曲からアンコールの曲くらいは立って、彼らのリズムに乗りたかった気がします。でも、客層がおとなしくて、それができず、少し残念でした。

 コンサートが終わり、ロビーではシサイのメンバーの写真を撮り、シサイより有名なGさんと握手をして帰りました。