早稲田大の駒野亮太選手

 今朝は、とても寒く、犬の散歩に行くと、水たまりに氷が張り、周りの山は雪化粧。風はとても冷たく、冬らしい1日でした。

 テレビで『THE サンデー』を見ると、『名門早稲田復活までの闘い』という箱根駅伝の特集をやっていました。生中継の時は見なかったのですが、今日初めて見た箱根駅伝のハイライトシーンに見入ってしまいました。

 最後に、往路優勝、総合2位を果たした早稲田大の選手が3人が出演しました。

 3区を走った竹沢健介選手(3年)は、座骨神経痛の悪化で右太ももなどを痛めていましたが、強行出場。太ももの痛みを我慢して、なんと7人抜きで3区の区間賞を獲得しました。

 5区の主将駒野亮太選手(4年)は、6位でたすきを受け取り、平地で一気に4位へ浮上。山登りに入ると、さらにパワーを発揮し、駒大の安西選手に追い着きます。トップの山梨学院大の高瀬選手(1年)を抜き去ると、12・8キロすぎに安西選手を振り切ります。そして、右こぶしで胸のWマークを2度たたき、5人抜きの大逆転で感動のゴール。

 渡辺監督に発掘された駒野選手。1年でも5区を走ったもののシード権を逃し、竹沢選手が初めて出場した翌年も2年連続でシード権を逃しました。その間予選会も経験した駒野選手は、この1年、チーム改革を続けてきたそうです。強さを取り戻すため、主将として、部員たちにきついことを言ってきました。近寄りがたい主将。「そういう選手がチームには必要。」と思って頑張ってきた駒野選手。その思いが、9区の三輪選手にも伝わり、駒大に抜かされた後6kmも着いて行き、粘りました。

 最後に発表した駒野選手の座右の銘。『継続こそが力なり』。素晴らしい主将の言葉。その言葉に再び力をもらいました。

 おめでとう。往路優勝。総合第2位。

 来年も、竹沢選手と三輪選手の活躍する姿を楽しみにしています。