瀬戸内少年野球団
先日亡くなった阿久悠さん原作の映画『瀬戸内少年野球団』を見ました。この映画は、1984年の作品で、当時は試写会で見ました。それから数えると、23年ぶりに見たことになります。
戦争直後の淡路島。軍国主義から民主主義に変わる混乱期の島の生活をとてもよく描いています。急激な価値感の変化、戦争による心の傷、家族との別れ、いろいろと悲しいできごとが起こる中、生きる希望を与えてくれたのは、子どもたちの野球でした。
この映画では出演者に注目です。今は亡き夏目雅子、伊丹十三。(夏目雅子は亡くなる一年前です。美しい。)映画初出演の渡辺謙(ういういしい。)。まだ若々しいちあきなおみ、郷ひろみ。
音楽は『イン・ザ・ムード』。
懐かしさと戦争の悲しみがこみあげてくる映画です。ぜひご覧下さい。
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