家族・思い出の種まき
今朝、たまたまテレビをつけたら群馬テレビで『テレビ寺子屋』をやっていて、東ちづるさんが出演していました。とてもいい話だったので、その番組のHPを見たら、みなみらんぼうさんの『家族・思い出の種まき』という話も載っていました。
みなさんの最初の記憶はなんでしょうか?僕は3才の時のことを覚えています。それは、弟が生まれる日でした。家に産婆さんがやってきたのですが、男の子は外に出ていなさいと出されてしまって、すごく残念な気持ちだったのを覚えています。
二番目の記憶は5歳の時、春先におばあちゃんと草摘みに出かけた時の記憶です。その途中で「ほら、見てごらん。きょうは、あったかいから陽だまりのところにスミレが咲いているよ。スミレというのはね、大工さんが使う墨入れに形が似ているからスミレと名前がついたんだよ。」物知りなおばあちゃんは、5歳の僕の手をひきながら話してくれたのを覚えています。でもこのような話は、5歳の子どもにはあまり興味がありませんよね。聞いてはいるけれど、右耳から入っては左耳に出て行くというような“おばあちゃんの独り言”だったわけです。
ですから、おばあちゃんが亡くなったときも、結婚した時も思い出すことはありませんでした。しかし、40歳に近くなる頃、思いもよらないところでスミレの話を思い出しました。
『テレビ寺子屋』HPより
この話を読んで、小さいころの些細な思い出は子どもの心のどこかに残るので、とても大切だと思いました。
わたしは下の子が生まれたすぐ後、上の子を連れて『ねぷた』を見に行った覚えがあります。いつか子どもが思い出してくれるといいなと思います。
みなさんも、日常生活の中でお子さんにたくさんのいい思い出を作ってあげてください。