新報道プレミアA
笑顔で「18年間、ありがとうございました。また会いましょう。」とさわやかな最後でした。そして、キャッチャーとしてずっと守り続けたホームベース上で胴上げ。『眼鏡の捕手は大成しない』というジンクスを破った古田監督が神宮球場に舞いました。スタンドで見ている奥さんの中井美穂さんの涙が印象的でした。
- 斎藤佑樹投手“絆”あの…伝説の一球秘話 白川選手
夏の甲子園決勝の延長15回引き分け再試合となった決勝戦。1−1と同点の場面で迎えた延長11回。駒大苫小牧高が斉藤投手を攻めて無死満塁のチャンスをつくります。続く打者に、斉藤投手がボールを投げようとしたときに、三塁走者が走り出します。その瞬間、打者はスクイズの構えを見せます。スライダーを投げようとした斉藤投手は、そのスライダーをノーサインでワンバウンドにします。打者は空振り。白川捕手はこれを体で止めて、サードベースを飛び出したランナーを刺してピンチを脱しました。いきなりワンバウンドに切り替えた斉藤投手。それをしっかりと受け止めた白川英聖捕手。
このスクイズの攻防は早稲田実高を優勝に大きく前進させたシーンでした。試合後
「ぼくにとって白川が一番信頼できるキャッチャーだよ。」
と言った斎藤投手でしたが、実は、白川選手と口も聞かなかった時期もあったそうです。
白川英聖選手は、甲子園に出場する1年3ヶ月前、突然投手から捕手に転向させられました。斎藤選手の低く落ちるスライダーをなかなか取れない白川選手。斎藤選手も安心して低めのスライダーを投げられなくなりました。白川捕手は、
「武石先輩は普通に取ってたよ。」
と斎藤選手に言われてしまいます。
その悔しさから、140キロ台のストレートと切れ味鋭いスライダーを受け取るために、毎日ピッチングマシーンを相手にキャッチングの練習をし続けてた白川捕手。体には、痛々しいあざもできました。
そして、その結果、バッテリーの信頼関係も回復。ここ一番の大舞台でその成果を見せたのでした。
- ドバイの砂漠から生出演中田英寿が初めて話す旅のすべてとこれから
髪の毛も伸び、顔の表情も柔らかくなった中田英寿さん。明るく質問に答えていました。朝青龍のサッカーの問題についても話しました。
「選手復帰はあるか?」という質問に対して、「基本的にはない。」と答えていました。でも、100%ではないそうです。
ネバーランド
ジョニー・デップ主演の映画『ネバーランド』を見ました。劇作家ジェームズ・バリが『ピーター・パン』の物語を書いたいきさつを描いた映画でした。近所の公園でのバリとデイヴィズ一家との運命の出会いによって、『ピーターパン』の物語ができあがります。
子どものような想像力を持つバリは、ピーターという少年との交流から、『ピーターパン』という劇を作り上げてしまい、本当にすごいと思います。しかし、その制作にかなりのエネルギーを注いでいたことで、大きな犠牲も……。
そんな中から生まれた『ピーターパン』も見てみたいと思います。
ジョニー・デップは、いろいろな映画に出ていますが、それぞれの映画でその役柄になりきっているので、素顔を覚えられません。でも、この映画でバリを演じたジョニー・デップは、彼の素顔に近いものだったように思えます。
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